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エギング で アオリイカ



2004年10月24日  7:00〜11:00


■ ヤマシタ  『エギ王決定戦in福岡』 ■


AM5:00の受付開始時間を少し過ぎた頃会場に入りratchさんと合流。
早速受付を済ませてratchさんとポイントについて作戦会議をしていると
昨日から会場周辺でポイント調査を兼ねて釣行していたGOさんが姿を現す。
それぞれ情報交換をして今大会のキモになるであろうポイント選定を始める。
GOさんは既に昨日の釣行で400gクラスをバラしたポイントに絞っている様だ。

う〜ん?

GOさんの話しを聞いているとそこしかないと思えてくるのだが…
今回は人手が予想されプレッシャーの掛かっている波止を避けて
サーフ狙いで行こうと考えていたのだが迷いが出て来た。
さらにratchさんの情報ではGOさんとは別の波止が今回有望ではとのことで…
その波止はサーフが駄目だった場合に考えていたポイントと一致するのだが…

う〜ん?

しかしGOさんによるとその波止は昨日の夕方から濁りが出始めていたとのこと。

う〜ん?

サーフ狙いで行こうと決めては来たものの優柔不断な性格がさらに迷わせる。

GOさん情報の波止か?

ratchさんと情報の一致する波止か?

それともサーフか?

サーフ狙いは群れに当たれば波止よりも期待出来そうだがリスクも大きい…
これをなかなか決めきらない自分が嫌になってくる。
ratchさんと息子に意見を求めるのだがやはり同様にみんな迷っているようだ。
するとratchさんから

『しん吉さんについて行く〜♪』

との一声。
う〜っ、
さらなるプレッシャーが…

結局ポイントの決まらないまま開会式は始まったのだが終始上の空だった。
そして開会式は終了しratchさんと息子の3人で車に乗り込み駐車場を後にする。
良く見ると運良く2番目で駐車場を出る事が出来たがまだ目的地が決まっていない。

あぁ〜どうしよう?

漁港を出て東の波止かそれとも西の波止か?
それとも予定通りサーフを狙うか?
答えの出ないまま最初の分かれ道に近付く。
すると先頭の車が右折した。

あぁ〜っ…

どうしよう?

気付くと優柔不断な性格は前の車につられて同じ方向へ右折していた。
まだ迷いながら前の車について走るがその車はしばらく走って左折した。
あっ!
これはGOさんの言っていた波止狙いか?

(後で解ったのだが前を行くその車は正しくGOさんだった)

どうしよう?

左折か?

この時ようやく決断出来た。

サーフでいこう!

直進だ〜っ!

サーフと言ってもその言葉からイメージする砂浜とは違い点在するゴロタ浜だ。
左折して行った車を横目にこの道の先に有るそのゴロタ浜を目指す。

しかし目指す先には2ヶ所のゴロタ浜が有る。
どちらにしよう?
ここでもまた迷う。
決まらないまま最初のゴロタ浜を気にしながらも通過して次の浜の近くまで走る。
そして手頃な空き地に車を停めまずはタックルを持たずに状況視察へ行く事にする。
少し歩いてゴロタ浜に出ると岸からそう遠くないところに釣り舟が集まっていた。

「どう?どう?やってみる?」

ratchさんと息子に同意を求めるように話し掛ける。
始まったばかりだが4時間のタイムリミットは刻々と過ぎて行く。

どうしよう?

するとratchさんから

『釣り舟もいるし魚も居そうだからいいんじゃない』

その一言でようやく安心出来た。

「よし、じゃぁここで頑張ろう!」

みんな自然と早足で車に戻りタックルを手に今度は小走りでゴロタ浜へ戻る。
そして僕たち3人の大会はようやく本当のスタートをむかえた。

この日の為に用意したエギ王Q3.0号のオレンジ+ホロでキャスト開始。
すると一投目の最初のシャクリから…なんと根掛り。(汗)
えいやっ!
とロッドを何度かシャクり根掛りをようやく回避。
エギを回収してみると良く育った海草がガッチリとフッキングしている。
ワンキャストで何度も根掛りを繰返す。
ふと足元を見渡すと結構な量の海草が打上げられている。
こりゃぁこの海域の海草の量はハンパじゃないなということにようやく気付く。
左右に分かれて立つ2人も根掛り続出のようで見る度に大きくロッドを曲げている。

あぁ〜どうしよう?

このまま続行か?

ポイント移動か?

この浜にアオリイカは?

きっとみんな同じ事を考えながらキャストしているだろう。

誰が言い出すか?

いや、ここは冷静になりアオリイカは居ると信じてもう少し頑張ろう。
限られた時間の中でのポイント移動は命取りになり兼ねない。
そう思って望んだはずだ。
薄れかけた集中力を取り戻すべくキャストを続ける。
足場を少しずつ変えながら海草への根掛りを意識して少な目のカウントダウン。
そしてジャークを連発し乗せる為のステイ&フォールをしたいのだが…
ほんの僅かな時間でも海草への根掛りが起きてしまうので非常に微妙だ。

う〜ん…

不安を抱き始めているだろう2人の為、いや自分の為にも何とか一杯目をと祈る。
その願いが通じたのかステイ&フォールもどきのほんの僅かな間から次の
ジャークへ入ろうとしたところで待望のドンッ?
根掛りじゃないよな?
恐る恐るロッドの先端に目をやるとグイングインという反応が目と手に伝わって来た。

よっしゃっ、やった!

プレッシャーの中でのかな〜り嬉しい一杯だ。
しかしそのサイズは大会規定の200gには見るからに達していない。
だけど居た。大声で2人にアオリイカをブラブラさせながらアピール。

釣れたよぉ〜っ!

一安心したところでサイズアップを求めてさらにキャストを繰返すのだが…
どうもこうも根掛りを思うように避けられない。また徐々に不安になっていく。
それからしばらくして何とも暗い表情の息子が近付いてきて一言、

『リスクが高すぎる!』

既にエギを2本ロストしてかなりテンションは下がっているようだ。
同じ大会参加者と見られるエギンガー数名も浜に姿を現しては消えて行く。
やはりこのポイントはもう限界か?
ぼちぼち見切りをつけるか?

決断しなくては…

次のポイントが決まっていれば決断も早いのだろうが…
左へ続くゴロタ浜の先には餌師で賑わう小さ目の波止が見えている。
そこもエギンガーらしき人影が姿を現しては消えて行く様子が見えていた。
ダメなんだろうなぁ〜
そう思いながらも根掛り続出のここに比べれば少しはマシかもと思えてきた。

よし、行ってみよう!

2人に声を掛けてその波止へ徒歩で移動を開始。
早足で歩いているのだがその足は何故か重かった。
波止に着いてみると案の定好ポイントと思われる場所には餌師が陣取り入る隙間はない。
最初から解っていたのだが…
波止の内側に係留されている漁船の間にエギを通してみるが何の反応も返ってこない。
3人とも離れた場所で交わす言葉も無く不安を胸一杯に漠然とキャストを続けていたのだろう。

ダメだ!

今回の決断は早かった。
やはりここへ来るんじゃなかった。
無駄に過ごした時間が心配だった。

次のポイントを目指すべく停めてきた車に早足で戻るのだがその道のりは長く感じた。

車に乗り込みさっき通過してきたゴロタ浜近くの駐車場へ車を入れたのだが
焦りからか駐車枠へのバックが一発で決まらず何度か切り返す。

落ち着け〜っ!

そしてタックルを手に駐車場から少し離れたゴロタ浜目指してまたもや早足で先を急ぐ。
さっきのゴロタ浜から波止への移動の時とは違い今度の足取りは期待からか軽かった。

しかし…

浜の気配を感じるまで歩いてきたところでイヤな音が耳に飛び込んでくる。

ドドーッ!

ドバーッ!

紛れも無く打ち寄せる波が砕け散る音だ。
と同時にこの時既に期待も半分砕け散った。
それまで軽かった足取りも一気に重さを増しているが程なく浜を見渡せる場所へたどり着く。

ドドーッ!

ザァーッ…

小さな湾に面したさっきのゴロタ浜の様子とは一変して玄界灘の荒波が打ち寄せている。
そして完全に期待は砕け散った。

こりゃぁダメだ!

当然迷う余地はなく決断は早かった。
波の音を背に車へ戻る足取りは速いのだがその反面重い。
次のポイントは何処にするか?
車に乗り込みエンジンをスタートするところまではよいが踏み込むアクセルもやはり重い。
期待と不安を胸に会場から来たルートを今度は重い空気とともに逆方向へと車を走らせる。

この先いったいどうなるんだろう?

既に時計は8:30を過ぎているのに次の釣り場が決まらない。
サーフがダメならばと考えていた波止へダメもとで行くか?
他に可能性のあるポイントは…

10分近く走っただろうか?
当初サーフを攻めてみようと思うきっかけとなった浜に差し掛かる。
道路横の駐車場へと車を入れて止まると同時に3人が車から飛び降り
海岸線を見渡せる場所を目指して一斉に走り出す。
タイムアップまで少なくなった時間が必然的に全員をそうさせた。

しか〜し、

さっきのゴロタ浜ほどではないが打ち寄せる波に釣座が確保出来そうにない。
ratchさんは少々足元が濡れても構わないという意気込みだったが弱気な2人は消極的だった。

かぁ〜っ、

ピィ〜ンチ!

その場に立ちすくみながら何処か他にポイントは無いかと獲物を探すかの様に辺りを見渡す。
そして3人の目はある地磯へと向けられていた。

あそこに行ってみる?

無言で顔を見合わせる。

即3人一致で決定!

そう決まった途端に合図も無いのに3人ともクルッと向きを変えて車へ向かってダッシュ。
なかなかいいチームワークだ。
車へ飛び乗ると即スタート。
驚いた事に車内は重い空気から一変して緊張感漂う空間へ変化していた。
それまでの不安は新たなポイントを見つけた事により祈るような期待に変わっていたのだった。
はやる気持ちからか勢い余って見つけたポイント近くの駐車場の入口を通り過ぎてしまう。

落ち着け〜っ!

深呼吸をスーハァーッ。

バックオ〜ライ♪

ratchさんの誘導で無事駐車場へ入る。

このポイントで何とか結果を出さないと…
タイムリミットまでのさらなるポイント移動は厳しい…
新たに見つけたポイントへの期待感と同じぐらいに広がる不安感のなか
駐車場から海へ出てその先へ続く岩場を目指してひた歩く。
この時点ではここでタイムリミットを迎えるとは思ってなかったのだが…
足元が徐々に険しくなると海の状況は段々と水深を増し雰囲気が良くなって来た。

おぉーいいじゃん、いいじゃん。

適当な間隔を空けて釣座をそれぞれ確保して30分近いブランクの後のキャストを再開。
まずは足元近くに元気なヤツは居ないかと軽くキャストして足元まで一気にダート!
すると、1・2・3・4・5・6・・・ 元気のいいアオリが追ってきた。

「おるでぇ〜っ!」

とみんなに声を掛ける。
しかし油断して足元まで寄せすぎたエギは岩を洗う波で
上手くステイ出来ずにアオリは姿を消した。
でもエギを追尾してきたあの様子だと焦る必要もなかった。
もう一度近場へキャストしてカウント5でジャークを6発。

すると ドンッ!

狙い撃ち大成功!
ようやく2杯目をゲット。
しかしこれもまた規定の200gには達していない。
浜に一番近い場所でキャストしていた息子にこっちに来ないかと声を掛けるがシカト。
なんとその直後に良型をヒット!
ニヤケ顔で近付いてきた手には300UPのアオリが掛かっていた。
やってくれるじゃない。
時計を見ると9:30を過ぎていた。
11:00のタイムリミットまで残り1時間とちょっと。
不安は少し消え去り期待が膨らんでいった。
記念撮影をする余裕も無く息子のイカを〆てキャスト再開。
一投目毎にエギに反応して姿を現すアオリカをサイトで連発するが何れも200g未満。

こりゃいかん。

このままでは時間のムダだとフルキャストでのボトム狙いに変更。
海面がザワザワする気配を感じていると足元近くにナブラが沸き始めた。

うわぁ〜っスゲェー

あまり目にする事の無い光景に目を奪われたが…
イカは大丈夫?
散らないといいが…

暫らくして崖を越えた向こう側にポイントを移していた息子が泣きそうな顔で戻って来た。

『500g近いのをバラした…』

なにぃ〜!

直ぐに崖を越えてポイントを案内してもらうと釣座は海面から少し高い岩の上だった。
その位置からの抜き上げは無理と判断した息子は海面へ近い岩へと移動したらしいのだが
そのときにテンションが抜けアオリイカとエギは波に流され岩の隙間へ吸い込まれてしまい
両足をずぶ濡れにしながらも回収しようとしたがあえなくリーダーがラインブレイク!
状況の説明が終わるとしゃがみ込んで大きな溜息を漏らして落ち込んでいる。

しかし本当に残念だ。

それ獲れていれば…

上位入賞も出来たかも…

いつもは必ず持って来るギャフを何故か今回は車へ置いてきていた。
まだきっとチャンスは有ると信じて急いで車へギャフを取りに戻る。
息を切らしながら戻ってくると息子は既にリーダーの交換を終えてキャストを再開していた。
崖の向こうの息子にギャフを渡して絶対に無理はするなよと声を掛けてようやくキャスト再開。
フルキャストからカウントダウン、そして2段シャクリ&ジャークからフォール。

次のシャクリでガツン!

あっちゃ〜根掛かりだぁ〜

最初の根掛かり地獄のポイントでノーロストに気を良くしていたのだがここからロスト地獄へ。
新しいエギ王Qのサイズは同じ3.0号をセットして数キャスト目。

が〜ん

またもや根掛かりで今度はリーダーもロストしてしまう。
残り時間を気にしながらリーダを結びキャストを再開した一等目…

もうあきまへん(汗)

そうこうしているところへ携帯の着信音が鳴り出す。
誰じゃ〜こんな時にと携帯を手にすると発信者はなんと崖の向こうの息子だった。


来たか!


全身を駆け抜ける緊張感。

「釣れたか?」

と問い掛けるが電話の向こうの息子からの返答は無い。
間違いないな。
慌てて崖を駆け上って見るとさらに先の大岩へと釣座を移動していた。
そしてそこにはロッド大きく曲げて必死に耐えている姿があった。


おおぉ〜っ!


急いで近寄ろうとするが滑る足元に何度か足を取られてしまう。
ようこんなとこまで来るなぁ〜
ようやくさっき渡していたギャフを受取りながら状況を確認すると
獲物は4m先に頭を出している岩の向こうにエギとともに引っ掛かっていた。

「絶対にテンションを抜くな!」

そう声を掛けてギャフを打とうと試みるのだが波の上下に合わせて
姿が見え隠れしている上、横方向からのギャフ打ちとなるため非常に難しい。
バレてくれるなよと祈りながら何度か失敗しながらようやく掛ける事が出来た。

ふぅーっ、

やれやれ…





さっきと打って変わって満面の笑顔になっている息子の体は小刻みに震えていた。

『あぁ〜震えが止まらん。今日2回目』

「お前はええぇのぉ〜」

約30m沖合いのブレイクラインの向こうに沈めてジャークで誘い出し仕留めたらしい。
ステイに入ったところでガツン!
そしてドラグを鳴らして少し走ったらしい。
羨ましい限りである。
しかしこれで入賞の望みが少し出て来たか?
ロスト地獄を気にしながら気合を入れなおして息子に負けるものかとキャスト再開。
ブレイクライン目掛けてフルキャスト。そしてフォール。
着底から2段シャクリのフォールでドンッ!

おっしゃぁ

ディープでの1杯に気を良くするがまたしても規定以下・・・
ratchさんもヒットはするものの規定には達してしないようだ。
タイムリミットも残り少なくなり焦りの中で緩慢なエギングになっていった。

あぁ〜もぉダメだぁ〜

時計に目をやると10:50。

11:30までに会場へ戻る為にはもうそろそろタイムアップ。
必死に頑張る二人を見ながら完全に戦意喪失し納竿の準備を始める。

もぉ〜やめよ〜

と声を掛けたいがラストチャンスに望みをかける二人にあと10分待つ事にした。
それにしても息子はあのバラシが無ければ3杯でキロアップいってただろうなぁ〜
他の参加者の釣果が気になるところだが上手くいけば息子の入賞はあるかなぁ〜
そんなこんなを考えながらもう止めさせようと崖の向こうに目をやると…


うっそ〜!


大きくロッドを曲げてリールを巻く息子の姿が目に飛び込んできた。
おっしゃ頑張れ!
すぐさまギャフを手に崖を越えて岩を飛び越え駆け寄る。
足元まで寄せて来たアオリイカを見るとカンナに掛かっているのは触手1本。

バレるなーっ!

波に揺られ何度か失敗しながらようやくギャフ打ち成功。

やったーっ!

これでいったか?

ムフフッ…





期待と興奮の中で記念撮影を済ませ撤収開始。
早足で車へ戻る。
会場へ戻る車内は実測出来ていない予想での総重量と入賞の可能性で盛り上がる。
そしてこのポイントにたどり着いてよかった〜と胸を撫で下ろした。
話は尽きないまま会場を目前にして偶然にもGOさん達の車に出会う。
すぐにお互い気になる釣果の確認が始まった。

GOさんのキープは1杯だが


デカイ!

しかし200UPを3杯揃えキロを超えただろう息子の方が期待は大きかった。

それから会場へ戻りそれぞれが期待を胸に検量へと向かう。
最初に検量を終えたGOさんは
642gでその時点での大物賞のトップに。

どうみても200gUPは厳しい獲物を検量に出すしん吉とratchさん。
困った様子の検量係りの人は

「とりあえずこれ量って見ますが… やっぱりダメですねぇ〜」

あぁ〜やっぱり…

でも数なら上位入賞出来たかも(負け惜しみ)
そして気になる息子の番。

1杯目を手にした係の人が

「おっ、いいサイズですね。436g」

そして2杯目を手にして

「これもまずまずですね。308g」

最後の3杯目を袋の中から選び出し

「へぇ〜型が揃ってますね。414g」

合計で
1158g

他の参加者の記録は…
息子は入賞出来たのか・・・

暫らく待って期待と緊張の中でいよいよ結果発表が始まった。
最初に発表されたのは大物賞。
途中結果でトップだったGOさんが見事に獲得!
総合でも8位だった。
そして7位から順次発表され4位の記録は940g。

残った。

4位の発表が終わった時点でトップ3への入賞が確定。
高まる緊張感。
そしてトップ3は1位からの発表。
名前を読み上げられたのは…
「山口県からお越しの…」

ゴクッ

ツバを飲み込み上昇する心拍数がピークに向かう
「○○充○さん」

あぁーっ…

優勝を獲得したのは後で解ったのだがミツミツさんだった。
それじゃぁ2位か3位か…
ほんの少しテンションは下がるが相変わらずの緊張感で心拍数は高い。
息子の期待と緊張感はきっと別格だっただろう。
そしていよいよ2位の発表。
これで全てがわかる。
名前を読み上げられたのは…

「山口県からお越しの…」

ゴクッ

決まったか…

「しん吉 長男さん」


やったぁー!





トロフィー、賞状、商品を手に記念撮影



インタビューされながら韓国のケーブルTVの取材を受ける。



最初はどうなるかと思った大会初参加だったが
振り返ると普段では味わえない緊張感の連続で
今でこそそれが心地良いと思えるが現場ではそれどころではなかった。

それにしても楽しかった。


エギ王決定戦in福岡 大会結果




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